夏生まれの柴犬

犬とゲームが好きな妊婦の日記。

あと100日で産まれる赤子

 

タイトル通りの理由で十年ぶりくらいにブログを始めることにした。

noteにするかはてなにするか迷った結果、noteの「なんだか有益な記事を書かなきゃいけないオシャレ感」に怯えて、はてなブログを選んだ。だが普段はツイッターの鍵アカウントで呟いている陰キャオタクなのでnoteのことはよく知らない。ごめん、note。

 

以下、どうしようもない時世への愚痴。

 

 

 

それはさておき、あと100日(推定)で赤ちゃんを産む予定だ。

妊娠したのは昨年秋~冬になるが、まさか世界的なパンデミックになるなんて思わなかった。1月末に悪阻と喘息が合併して仕事にならず退職となったが、今となっては良かったと思える。

(私は喘息なのだが)検診のたびに周りの人に睨まれ、父親教室も母親教室も軒並み中止、赤ちゃん用品もまだ揃えきれていないうちに緊急事態宣言が出たので買えず、そもそも外に出られない。

というか所謂高リスクなのでかかった場合は赤子ごと終わる確率が高い。里帰り出産もやめてくれ、という連絡が相次いでいるという。どうしてこうなった。

ウイルス、怖すぎる。

みんな怖い、それは分かる。みんなの問題だ、それも分かる。協力すべきだ、それは勿論そうだ。

しかし不安を吐露したり、怒りを見ないフリをするだけで(その人の言い回しが悪いのもあるが)「政治の上に自分が生きている自覚がない!」みたいに叩かれる。

実際リアルの友人しかフォローしていない私のツイッターアカウントも、ここ一か月で政治批判と怒りのお気持ちツイートで埋まった。全員が怒りのシェアリングを始めてしまった。5人くらいしかいないのに? マ?

人間怖い。

「お前も怒れ!」と他人に言う人は、相手がどうして政治の話をしないのか考えないのだろうか。

私のように不安になりすぎて流産や早産にならないように避けているのかもしれない、心を守っているのかもしれない、怒りを出す場ではないと分けているだけかもしれない。怒る権利があると同時に、拒否を行使する権利もある。四六時中怒っている人は落ち着いてほしい。

あまりにも精神衛生上によくないので、友人は全員ミュートした。

友人の1人は「病気は怖いけど、私はずっと普段から政治の話がしたかったからコロナ後の方が良い世界!耳塞ぎたい平和主義者は一生耳塞いでおけば?」と言ってたので遠慮なく耳を塞ごう。彼女の場合は今回の怒りで変わった人達とは違う気がするけど。

 

それとはまた別の話だが、私はツイッターでオタク活動用のアカウントも持っている。しかし、こっちのTLは誰もが一貫して趣味の話しかしていない。住み分けが完璧すぎる。世間そのものが情緒不安定なときでも、オタクは好きなものに対して揺るがないという謎の知見を得た。

それはそれで怖いが。

ありがとうオタクたち、あなたたちのおかげでオフ友アカウントで「君もお気持ちガチャを回して期間限定ネット論客を手に入れよう!今なら排出率100パーセント!」とか煽らずに済みました。ツイッターをやめよう(自省)

 

 

妊婦なので優先しろ!などという気はないが、不安を零すくらいは許してくれる世の中に戻ってほしい。まだまだ無理そうっすね。どうか出産時に医療崩壊していませんように。

こんなに性格がひねくれた人間が親になって大丈夫か!?という自身への不安は大いにあるが、赤ちゃんが健康に産まれてきてくれるのを祈るばかりである。